2022年9月4日日曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には一般には雑草と見られている「イヌタデ」が赤い果実を風に揺らしています。これを赤飯に見立てて「アカノマンマ」と呼んで懐かしむ人も多いのです。

「オトコエシ」は頑丈でどこか素にして朴訥、質実のみという風情の白い花を咲かせています。

今年は小さくて可憐な「キツネノマゴ」があちこちに群れをなして沢山咲き出した記念すべき年です。

「ツキミソウ(宵待草)」が黄色の花をたくさん咲かせています。蜂が蜜を求めてやって来ています。

滞在中、「野の花遊歩道」は強すぎる茅や笹を刈り払機で数回手入れしました。山口さん、山本さんが手伝ってくれて非常に助かりました。ブレーンの南小国町の斉藤さんの頭脳と実行力も花たちにとって重要でした。

名札は塩ビ溶接によって屋外でも耐久性のあるものを自分で制作し、100本ほどを立てました。大自然の中、標高1000メートルの高原の美術館のほんの小さな一隅です。(撮影:宮崎・岡本  編集:岡本)

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