2026年6月13日土曜日

岡本陸郎美術館ニュースレター    6月10日・開館20周年の号

美術館は2006年にオープンして以来、今年2026年6月10日に満20年になりました。

思えば、この阿蘇の大草原を20年前に「ふるさと」と出来たのは、 寝釈迦と呼ばれる阿蘇の連山がわざわざ起き上がって手招きして呼び寄せてくれたように思っています。

この地は人界の喧騒を遠く離れ、阿蘇も時々白い煙を吐いて呼吸する以外はウトウトと横になって昼寝を続けるているという風景の悠長さ、壮大さが、60年にわたる芸術一筋の日々と波長がピタリと合ったようです。

この標高1040メートルの高原は、日本で最も大自然の豊潤な色彩と多様性に満ちた生き物たちの宝庫です。半世紀以上にわたってアフリカやモンゴル、コスタリカ、アマゾンなどの世界の自然の姿を時間をかけて観察し歩いて来た芸術家にとって、日本のこの阿蘇の大自然は、落ち着いて制作を続けることの出来る心休まる地です。

美術館はこの20年で展示作品も150点を超えて充実して来ています。芸術とは如何なるものであるか、を明快、鮮明に展示をしています。

この20年で、この地の人々と運命的な出会いもたくさん有りました。ニューヨークで友人アンドレアに「日本の阿蘇の生活はどう?」と聞かれて「パラダイスだね」といつも答えています。ずっと酒などは全く飲まず、制作の仕事ばかりの生活ですが、ふと偶然に出会い、気心の波長が合うという友人たちの幸運に恵まれています。

阿蘇の横になってスヤスヤ昼寝ばかりしている、器の大きな休火山カルデラの五岳連山がついていてくれるのですから、美術館はこれから将来も300年、1000年の長いスパンでゆっくり芸術という人間の営みで最高のものを人々に提供していくでしょう。

美術館の入館者の人たちの感想 / Review をスキャンしてブログに載せて10年以上になります。この試みは日本で唯一の美術館です。

なお、今年から美術館のホームページのアドレスが変わりました。アドレスの最後の .comが .org になっています。 rikurookamotomuseum.org    です。


 美術館の「野の花遊歩道」には地べたに張り付くように「マンネングサ」の黄色の花が咲いています。日本全国のどこにでも咲いている花です。丈夫でいつまでも枯れないので「万年草」と呼ばれています。美術館ではこれまで気がつかなかった花ですので、名札を新しく作って立てます。1040メートルの高原に種々の草花が次々に咲いて、自然は無限の多彩さに満ちています。(撮影:秋吉  編集:岡本)

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2026年6月8日月曜日

 感想 / Review の2026−36、2026−37、2026−38、2026−39を活字体(インターネットで外国語に自動翻訳されます)と載せます。スキャンは、個人情報の守秘のために、姓名の姓だけにさせていただいています。

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2026−36

6月5日

先生がこの地方を好まれたことをありがたく思います。

感動ばかりで何を言ったらよいかわかりません。

本物を見ることはやはり心が癒されます。               73才

6月6日

初めての来館です。動く岩と絵画に心から癒されました。

ありがとうございます。                   新田  80才

6月8日

英語文の感想を和訳:

確実な技術の美しく生き生きした作品。

心が静かになり暖かくなります。               リン  30〜40才

6月8日

すばらしいデッサン力に感動しました。

毛1本1本、花びら1枚1枚ていねいで素晴らしかったです。

絵を見て心が癒されました。ありがとうございます。      高倉  70才

2026−37

6月8日

英語文の感想を和訳:

特別のデザインとアイデアの芸術。

沢山の絵が含まれている1枚の絵が気に入りました。それは芸術家の心の中に

ある複雑な世界を表現しようとしていると感じました。    aha   40才

6月8日

写真のような絵画にびっくりしました。

油絵から立体オブジェまで幅広い作品に感動しました。     高倉

 月 日

「動く岩」まさか本物が、、と、実際動いている岩を見て

衝撃でした。                     亀井三姉妹 50才

6月9日

独特の画風に、他にない雰囲気を感じました。

美術館はよく行きますが、このような画風は他にない。

特に1階の世界の風景は人々生き生きとして活力を感じます。

2026−38

6月9日

小さな絵の中にセンサイに描かれていてスゴイと思った。     40〜50才

6月9日

天才の岡本さんの絵を理解できないのが悲しいです。

6月9日

動く岩に感動しました。                    30〜40才

6月9日

小国町に住んでいるので、右手の部屋の作品に

ここだねと夫と話したり、反対にここはどこだろうとこれから

車で動く時、楽しんで生活できると思いました。         20〜30才

2026−39

6月9日

初めは写真だと思っていました。

動きがあり楽しく見ました。                   70才

6月9日

動く岩、はじめはわからなかったけれど

よく見ると動いていて驚きでした。                70才

6月9日

人工物から自然物まで様々な題材があり、とても興味深かったです。

特に空から見た地表の絵に惹かれました。             30才

6月12日

素敵な絵画でした。

動く岩を作成しようと考えた思考が素敵です。






2026年6月6日土曜日

 美術館北側の駐車場の斜面には、今年から新たにどこかから飛んできた「マーガレット」の若く丈の高い花が勢いよく繁茂して咲いています。

「ムシトリナデシコ」のあざやかな赤紫の花も、マーガレットの白い花と共演して斜面を覆っています。新鮮で若い世代の花たちです。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2026年6月5日金曜日

 感想 / Review の2026−34、2026−35を活字体(インターネットで外国語に自動翻訳されます)と載せます。スキャンは、個人情報の守秘のために、姓名の姓だけにさせていただいています。

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2026−34

5月26日

中国語文の感想をGoogleアプリで和訳:

非常に繊細な筆致で、画風もとても素晴らしい。天地万物の全てが

芸術家の眼を通して生き生きとした筆運びの中に息づいています。

私の生きているうちに、このように穏やかで鑑賞に値する時間を与えて

くれています。                 王(台湾)  50才

5月27日

こまごました中にもいろいろなテイストがあって、とても多才な方なんだなー

と思いました!動く岩もわざわざ型を取って!!

不思議な感じでした。お友達(お仲間)の皆さんも一緒に作品に

描かれていて、とても楽しそうでよかったです。

いろいろご案内してくださり、ありがとうございました!!    50才

5月27日

英語文の感想を和訳;

とても素晴らしい!

家に持って帰りたくなりました☺︎           Petra.   50才

6月5日

自然がいろいろな形になる、それがわかります。

最高でした。                     内田   70才

2026−35

6月5日

先生の発想にかんぷくしました。

行った事はないですが、岩にはびっくりたまげました。    70〜80才

6月5日

南小国に近い所にこんなすばらしい場所があるのにびっくりしました。

もっと皆さんに来て見て頂きたいと思いました。          70才

6月6日

天草から来ました。数々の作品、どれも驚きを持って見させていただきましたが、

”動く岩”の特異性!!に感激

外国の作品もいいが、個人的には日本の作品が心にしみ美しかった。

ありがとうございました。                    80才




2026年6月4日木曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には日本全国の道端や公園に何気なく咲いている「オニタビラコ」の黄色い花が咲いています。美術館には今年から咲いているので、新しく名札を作って立てます。

また「ナワシロイチゴ」も花が咲いています。6月から7月にかけては酸味の強い赤い実がなり、ジャムとして食べたり果実酒になります。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2026年6月2日火曜日

 美術館のエントランス歩道には「ノイバラ」の花が真っ盛りです。

この数日カッコーの澄んだ声がのどかに「カッコー、カッコー」と聞こえています。カッコーはウグイスなどの小さな鳥の巣に卵を産んで、自分では育てません。ウグイスは自分の5、6倍もあるヒナを母性愛に引きずられて育て上げます。(下に写真)

この托卵の習性は、多分モノグサなカッコーが最初は自分と同じ種の鳥に産みつけて拒否され、他のウグイスやホオジロに産みつけると、育ててくれることを発見して、カッコーの全てに托卵することが広まったようです。今でもカッコーはウグイスやホオジロ以外にも引き受けてくれる他の種を探しているようです。

「カッコー」とのどかに鳴いているカッコーの全てが他の種の鳥によって育てられた鳥である、という事実は自然のとても面白い一面です。カッコーは子供を育ててくれる他の種の鳥がいないと絶滅してしまう鳥でもあります。

人間も「自分の子供ではない」と知りながら他人の子供を引き受けて何人も育てている人を知っていますが、義侠に富んだ人であり、また大きな視野を持った生物として自己にとらわれない、人としてあるべき姿の人でしょう。これもまた托卵の一種と言えます。

(撮影:秋吉  編集:岡本)

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