2023年5月31日水曜日

ニューヨーク、マンハッタンの近所の小さな公園 Madison Square Parkに毎日犬のムクをドッグランに連れて行っています。この公園のスズメ達は45年の付き合いの友人関係にあり、彼らは手からパンをもらって食べます。5月から6月にかけて繁殖のシーズンで親が生まれて間もない幼い子供を連れてやって来ます。

足元のすぐそばで子供の四角く広げた黄色のクチバシに親がパンを小さくちぎって入れてやります。毎年ですが、見飽きない光景です。

写真を見るとスズメは色彩、形態が地面とカモフラージュになっていて自衛のために見えにくくなっているのがよくわかります。(撮影・編集:岡本)

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2023年5月30日火曜日

 美術館の「野の花遊歩道」にはアザミがあちこちに咲いて白い花粉がこぼれそうに付いています。イチモンジセセリの小さな蝶や名もない昆虫が蜜を求めてやって来ています。

ノイバラの白い花も咲き出しました。柔らかな白い花に黄色の花粉の形態が面白い花です。秋には赤い実がなります。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年5月29日月曜日

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2023−18

5月22日

写実的で写真を見ているようでした。

動く岩すごく面白い作品だと思います。

不思議な感覚でした。                YY   40〜50才

 月 日

言葉にならないようなPowerを感じました。

たぶん忘れないと思います。(生きている間)     F,I  60〜70才

5月27日

沢山の作品に感動しました。(斬新な作品群)

ありがとうございます。

又、伺いたいと思います。              H,T    40才

5月27日

素晴らしい絵、驚きました。

今まで見たことがない作品、楽しませてもらいました。 M,T  60才




2023年5月28日日曜日

 オオルリシジミは阿蘇九重地域の野生希少の絶滅危惧種として、保護活動をMさんやYさんが長年続けて来ました。私もその保護活動の一員に参加させてもらっています。しかし、毎年違法な捕獲をする者が絶えず、去年はほんの数匹が飛んでいましたが、今年は一匹だけが飛んでいたという事です。

これは捕虫網を持って昆虫を追いかけて捕まえ、薬剤で殺しピンで刺して昆虫採集の箱に入れて喜ぶという西洋ヨーロッパから渡って来た文化が日本に根付いてしまい、いまだに残っている為です。この悪習を根絶しない限り、オオルリシジミのような希少な蝶は全くいなくなってしまうでしょう。我々の世代ではもはや絶滅は残念ながら押しとどめる事はできそうにないようにさえ思います。

昆虫を含め全ての生き物は平等の生きる権利があります。

またピンで止めた死体は、自由に動いて生きている姿とは全く別の物体です。

いまだに昆虫採集という原始的で野蛮で稚拙で恥ずべきものを楽しみにしている人がいるのです。

昆虫を研究するには、写真やビデオで生きた姿を撮影することに変わって行くべき時代なのですが、残念なことに日本の文化はそこまで成熟していません。

昆虫館と名乗って数万の昆虫を殺して展示するのは、ホロコーストと同じ恥ずべき残酷さと偏見の時代錯誤です。それがオオルリシジミの絶滅を後押ししています。

実に残念なことです。(岡本)

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2023年5月26日金曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には目下100種類を超える草花が季節によって次々に咲いています。それぞれにカラー写真と名前と花期を書いた名札を立ててあります。この名札は風雨にも耐える材料で作ってあります。材料は長さに切断してから、組み立ては塩ビの溶接機械で作っています。目下100本ほどが立ててありますが、まだまだ増えて行く予定で目下は150本になる予定です。

この材料の透明のプラスチック2種類は日本では売っていない材料で、ニューヨークでは購入出来るので、マンハッタン26丁目の自宅仕事場で、写真の Arm Saw で必要なサイズに切断しています。名札1個についてプラスチック片は6本必要なので、全体で150本は150x6=900回の切断が必要です。

Arm Saw は裸の直径25センチの刃がブーンと回っていて非常に危険なものです。工場での事故の最大の要因は袖や衣服を回転する刃に巻き込まれることで、一度巻き込まれたら人間の力では抵抗できません。危険と隣り合わせの仕事の連続です。これまで50年以上無事故に、「動く岩」の内部金属構造や絵画作品のフレームなどの材料の数万回の切断をして来ました。無事故というのは、その数万回の各回に目を一瞬も回転する刃から逸らすことなく、腕や体の位置をスローモーションのように移動させる慎重さを保って来た結果です。

肉体労働においても慎重さと長年の日々の一定の心身の安定の維持こそ芸術家の必須の本質です。とはいえ、緊張だけではなく笑いながら心楽しく仕事しているからこそ50年以上の継続があります。一本の野の花の清々しい姿を見るだけで数万の努力は一瞬のうちに報われた気持ちがします。(撮影・編集:岡本)

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2023年5月23日火曜日

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2023−17

5月20日

清々しい気持ちになりました。

あまり美術館を訪ねたことはありません。     宇都宮  70才

5月20日

描くこと、創ることで世界をとらえなおしているいるのだと感じました。

リアルであり、コミカルであり、

抽象的であり、、興味深いです。          森山  40才

5月21日

建物と作品がとても興味深かったです。

違う季節にまた訪れたいです。               30才

5月22日

美しい自然の描写が素晴らしかったです。

ありがとうございました。                 30才



2023年5月22日月曜日

 感想 / Review の2023−15,2023−16を活字体(インターネットで外国語に自動翻訳されます)と載せます。スキャンは、個人情報の守秘のために、姓名の姓だけにさせていただいています。

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2023−15

5月7日

いろいろな作りたい物があるのがすごくうらやましいと思いました。

小さな絵にもたくさん描き込まれていて

どんな筆を使っているのかすごく気になりました。    ミュウ 20〜30才

5月14日

いろんな絵があって、1つ1つ、ふうけいや大きさや色が

ちがったのでおもしろかったです。

ほかにもおかもと先生が書いたさくひんをもっと見てみたいです。

たてものもかっこよかったです!            坂本  9さい

5月20日

世界の捉え方が、何かにとらわれる感じはなく

流動的な、流れているような印象を受けました。

私自身が見ている世界がいかにかたよった見方であるかを思わされました。

子どもにも広い視座を持ってもらいたいと思いました。

とても興味深く、おもしろかったです。         森山  40才

5月21日

すごくきれいでした。                    1〜10才

2023−16

5月14日

絵なの?写真みたい、と思い、世界を周って見た景色が

様々有り、面白く、マンガの様な絵と、写真みたいな絵と

空き缶とかを使ったりと面白かった。岩を作ろうと思ったのも

凄いと思ったし、ふるさとの絵も良かった。

又、見に来たいと思いました。説明もとても上手で良かった。 坂本 40才

5月14日

たのしかった。                         80才

5月15日

                                80才

5月21日

緑がきれいでした。                    30〜40才





2023年5月21日日曜日

 美術館の「白い展望台ロシナンテ」からは、阿蘇の寝釈迦と呼ばれる五岳連山がゆったり悠々と昼寝をしているのが遠望できます。

美術館入り口へのエントランス歩道の両脇にはここをフルサトとするマーガレットが春の太陽を浴びて平和に咲いています。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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2023年5月17日水曜日

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2023−14

Nice Museum. I'd like to go and see the other art works in New York.        60才

和訳:素晴らしい美術館です。ニューヨークに行って他の作品も見たくなりました。

5月14日

とても素敵な場所でゆっくり鑑賞する事が出来て、いい時間を過ごせました。

岡本先生の絵を初めて観ましたが、いろんなタッチの作品

があってとてもおもしろく、説明も詳しく教えてもらえて

更に楽しかったです。ありがとうございました!        40才

5月15日

写真のような細かい絵からイラストのようなものまで

見ていて楽しかったです。両親、おじおばと一緒に

見学させてもらいました。ゆったりとしたいい時間を

すごせました。                  杉浦   50才

5月17日

ゆっくり、くつろぐ事ができました。

遠くから見ると写真でも見ているような絵かと思えば

ザンシンな絵画も、まざっており、その時の作者の描画の

思いが頭にイメージされるようでした。       中島   50才 



2023年5月15日月曜日

美術館のエントランス歩道の両脇には今年もマーガレットが咲き始めました。これから夏にかけて盛大に咲いてくるでしょう。 (撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年5月14日日曜日

 美術館の「野の花遊歩道」にはミヤマキリシマが今年も高山の香りを放って咲き始めました。ミヤマキリシマは標高800メートルくらいから1800メートルの阿蘇、九重の連山に大群落の華麗な花を今頃から6月にかけて咲かせます。美術館のミヤマキリシマはささやかな華麗さで咲いています。

戸畑アヤメのツボミが2日ほどで今日は開花しています。生き物なので時を無駄にすることなくどんどん咲きます。

「シロツメクサ」は江戸から明治の頃に日本にやって来ましたが、今では美術館の庭ばかりでなく日本全国をふるさととして咲いています。

カッコウの声が近くの森のあちこちから聞こえています。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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2023年5月13日土曜日

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2023−13

 月 日

いろんなテイストの絵があって興味深く鑑賞しました。

雫が垂れる寸前のイラストが特にお気に入りです。

映画も鑑賞に来させていただきます。        10〜20才

 月 日

動く岩の作成過程が面白かった。

館長さんのお人柄含めぜひ何度も足を運びたくなる

素敵な空間でした。                10〜20才

5月7日

とても精巧な絵で楽しめました。レンズを通して見る空間でいて

現実よりも美しい色でとても良かったです。      30才

5月13日

絵画作品や立体作品の雰囲気が違うように見えましたが

説明やテキストを読んでとてもなるほどとなりました。

情熱を感じました。素晴らしい美術館です。  木村  30才



 美術館の「野の花遊歩道」には「ブルーベリー」が沢山の花を咲かせ始めました。蜂もやって来ています。なかなか収穫ができなかったのが今年は手の平一杯の収穫ができそうです。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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2023年5月12日金曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には「スズラン」が大きなまろやかな葉を元気に成長させて、その陰から小さな鈴の並んだような花を咲かせ始めました。今年も咲いてきたかと春から夏の季節を告げる鈴の音を聴いたような嬉しい気持ちになります。

「キンポウゲ」が金色に輝く小さな花を咲かせています。アリやハチが蜜を求めて花につかまっています。キンポウゲは愛らしい花ですが毒性があり触ったり食べたりしない方がよい花です。

「戸畑アヤメ」が青紫のツボミをつけています。6年目になり、すっかり定位置に落ち着いて、開花がこれから楽しみです。(撮影:串山  編集:岡本)

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2023年5月6日土曜日

 美術館の「野の花遊歩道」は2017年から開始しました。その最初のメンバー、野の花「エビネ」は毎年咲いて6年目の今年も花を咲かせています。

エビネは1970年代から80年代にかけて、爆発的に人気が高まってエビネブームという物欲の絡んだ投機対象になりました。その後ウイルス感染症が多発してブームは収まったという人間界の右往左往の現象がありました。

今はそんな下らぬことはどこ吹く風と1000メートルの高原に素知らぬ顔で咲いています。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年5月5日金曜日

 感想 / Review の2023−12を活字体(インターネットで外国語に自動翻訳されます)と載せます。スキャンは、個人情報の守秘のために、姓名の姓だけにさせていただいています。

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2023−12

4月25日

自然と人工物の間に関心を持って暮らしていますので、作品群を見て親近感です。

岩が動くのを見ることで、自然物と人工物が同一のものとなりますね。楽しく過ごすことができました。ありがとうございます。         野崎  60〜70才

5月2日

静かな自然の中で息をつきました。

優しい色づかいが好きです。

心の表現ができて素晴らしいなあと思いました。        40才

5月3日

まるで写真のようでした。生物や自然が細かく描かれており、反射や写り込みなどの

表現が素晴らしいと感じました。               20才

5月4日

自然や生物の描写が印象的

その中に、ご自分や友人の方のイメージを投影する

心の遊びがお茶目です。楽しかったです!           60才




2023年5月4日木曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には南小国の斉藤さんが持ってきてくれたカッコウセンノウのピンクの花が咲いています。カッコウセンノウはヨーロッパやアジア原産のナデシコ科の花で、カッコウが鳴く頃咲くことから命名されています。ナデシコに似た形態と色彩の愛らしい花です。

オダマキがツボミを開いて開花して来ました。オダマキは厚みのある葉に無数の細かいうぶ毛がゆるいカーブのある表面に生えていて、表面に水玉収斂製造の独特の性格があります。春から夏にかけて夜露を無数に集めて、中には大きな水玉に成長するものもあります。その製造過程は非常に面白いもので、「ふるさと」の連作に数点を描いています。美術館HPの「ふるさと」のページに作品の写真と説明文を載せてあります。ここに掲載の2点の夜露水玉の作品は2018年の作品制作時の説明文です。

今の時期、毎朝、暗いうちに起きれば大小無数の夜露の水玉をオダマキの葉の上に見ることができます。(花撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年5月3日水曜日

 美術館の駐車場には藤色の藤の花が高いところに沢山咲いています。去年より花の数も増えて、そのうち藤棚を作ることも可能になりそうです。

絵画作品展示棟の地面の低いところには、ニガナが小さな黄色の花を咲かせています。葉や茎を切ると苦味のある乳液が出ます。ニガナは菜なので茹でて食べることができます。花は小さいですが、よく見ると上品で典雅な趣があります。

小さな白いタチツボスミレが咲いています。この花もよく見ると品のある愛らしい花です。タチツボスミレはスミレの中でも丸っこい葉に特徴があります。

美術館の「野の花遊歩道」は南小国町の斉藤さんが強力なエキスパートのブレインとして、花の生育や同定に大きく協力してもらっています。花たちもおかげで安心して毎年元気に咲いています。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年5月2日火曜日

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2023−10

4月23日

建築関係の仕事をしているので建物の感じが良かった。

先生の作品とマッチした内装。

大きい岩にはびっくり、しかも動くところは斬新でした。  50才

4月25日

動く岩が水に浮かぶところを見てみたいと思いました。 Miho 20〜30才

4月30日

自然の岩と人工的な4点の空間が好き。

絵の色が好き、コレクション、屏風の水しぶきが好き  Mie  30才

5月1日

初めて見る作品にびっくり

リアルに表現出来ていて観る価値が大ありでした。

2023−11

4月23日

いろいろな感じの絵があって、風景や人物など

描いていてとてもすごいと思いました。          10〜20才

4月25日

天井を上部まで張らず、自然光が入る設計が良い

キャンバスにキャンバスをはめ込む、画中画のような

作品が良かった。                       20才

4月30日

阿蘇の自然が色鮮やかに描かれていて、美しいと感じました。

岡本さんや、その周りの方たちとのエピソードも興味深かったです。

絵を描いてみたくなりました。                30〜40才

5月1日

立地されている場所が面白くて素敵でした。           50才




 美術館には雨上がりの翌日の新緑が広がって、阿蘇の五岳と大草原が春のかすみに遠望できます。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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