2023年5月4日木曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には南小国の斉藤さんが持ってきてくれたカッコウセンノウのピンクの花が咲いています。カッコウセンノウはヨーロッパやアジア原産のナデシコ科の花で、カッコウが鳴く頃咲くことから命名されています。ナデシコに似た形態と色彩の愛らしい花です。

オダマキがツボミを開いて開花して来ました。オダマキは厚みのある葉に無数の細かいうぶ毛がゆるいカーブのある表面に生えていて、表面に水玉収斂製造の独特の性格があります。春から夏にかけて夜露を無数に集めて、中には大きな水玉に成長するものもあります。その製造過程は非常に面白いもので、「ふるさと」の連作に数点を描いています。美術館HPの「ふるさと」のページに作品の写真と説明文を載せてあります。ここに掲載の2点の夜露水玉の作品は2018年の作品制作時の説明文です。

今の時期、毎朝、暗いうちに起きれば大小無数の夜露の水玉をオダマキの葉の上に見ることができます。(花撮影:宮崎  編集:岡本)

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