美術館の「野の花遊歩道」に毎年咲いている「オダマキ」が今年はちょっと場所を変えて入り口エントランス歩道の脇に咲いています。タネが自分で飛んで行ったのでしょう。予期しない事が起きて生き物はすごいなと感心します。
オダマキの葉は早朝に起きてみると、小さな朝露の粒を集めて、大きな水滴を作ります。これも他の植物にないフシギな能力です。5時から6時の早朝に起きてこのオダマキの水滴を作品として「ふるさと」の連作にこれまで3点を展示してあります。新たな宇宙の創世にも似た毎日のフシギな世界です。(撮影:手嶋・宮崎 編集:岡本)
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