2019年3月28日木曜日

岡本陸郎美術館ニュースレター 2019年 初春の号

岡本陸郎美術館は例年通り、4月1日に春のオープンをします。
今年も阿蘇、九重の風物、森羅万象を描き続ける「ふるさと」の連作に、7点の新作を加えて展示します。今回はなかなか姿を見ることのできない「ウグイス」が美術館の管理棟の庭の樹木の頂上で、ホーホケキョの練習を夢中になって警戒心を忘れていた姿を描いた作品などの新作が加わっています。
ホームページ担当の梶原勉氏によって「ふるさと」のページに写真と説明が載っています。http://www.rikurookamotomuseum.com/hometown.htm

今年から、立体棟の中央に、モニターテレビを設置して、「動く岩」と「美術館」のビデオを来館の人が見る事が出来るようにしました。ビデオはドローン映像作家の山口和則氏制作によります。ニューヨークのセントラルパークでの岩の型取りなどの制作過程を見る事が出来ます。また美術館のユニークな建物のドローンによる空撮の映像も見る事が出来ます。
これらのビデオはユーチューブでも見る事が出来ます。

昨年夏から工事を慎重に進めていた「白い展望台:ロシナンテ」は完成し、どなたでも登って阿蘇の五岳の雄大、壮大な風景を楽しむ事が出来ます。ロシナンテはドンキホーテの愛馬の名から命名しています。「白い展望台:ロシナンテ」は美術館建物と同様に芸術作品として制作しています。

美術館ブログ http://rikurookamoto.blogspot.com には、今年も入館者の希望する人に書いてもらった、感想 / Review をスキャンして載せて行きます。毎年400人近くの人が芸術に触れた感想を真摯に書いてくれています。各ページの右下の「前の投稿」をクリックすると前のページに次々と戻って去年の感想を全て読む事が出来ます。

今年は美術館の2006年6月10日の開館以来、13年が経ち14年目に入ろうとしています。
モニターテレビ設置によるビデオなどによって作品の理解が一層深まることと思います。

桜や菜の花は1000メートルの高原の美術館近辺では4月になってから咲き出します。春の柔らかな季節をゆっくり楽しみましょう。

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