2021年12月5日日曜日

 美術館の庭の「野の花遊歩道」の周辺は今年の初春、イノシシの家族がやってきて大きな穴を大量に掘り返し、その補修に随分時間がかかりました。毎年この補修をするのは大変なので、ソーラー発電による人間には聞こえない超音波をイノシシの出現を感知して発する撃退機を4台購入し、「野の花遊歩道」を守るために設置しました。

石が多い地面なので穴掘りはいつも難題ですが、30センチのドリルビットをドリルに取り付けて使用することで穴掘りも可能になりました。超音波撃退機は支柱をまず塩ビパイプで製作し、それに取り付けてから地面に設置しました。

塩ビパイプの支柱の製作には長いパイプをジグソウで切断し、ドリルプレスで穴を開けてボルト・ナットで取り付けました。支柱製作と穴掘りから設置完成には10日ほどかかりました。すべて串山氏によって非常に完璧な完成になりました。

超音波撃退機は鳥なども追い払ってしまうので、冬のイノシシのやってくる間だけ設置して、春3月には取り外します。(製作・撮影:串山  編集:岡本)

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