3月半ばから美術館に滞在して4月22日にニューヨークへ戻って来ました。滞在中は、毎日充実して仕事をしていました。
4月5日に服部さんの「お別れの会」を行いました。また、ニューヨークから6個の搬送箱を作って送った3、6メートルや4、2メートルの6点を箱から出して、たたんであった作品を広げて壁面に設置しました。
この間には、この3年ほど進めている1.8メートルの作品の制作をしながら、ドローンによる空撮や、阿蘇の大自然の細部の撮影などを日々行なっていました。
滞在中は毎日自炊して、パエリャや、春の菜の花の炒め物、タマネギのステーキ、ブリのカマ、タイのあら煮など何でも作ってレパートリーを種々広げています。
美術館の庭に去年作った鹿防御の10メートル四方のフェンスを1、5倍に広げて新たに、枝垂れ桜のピンクや、木蓮を紅白2本、シャクナゲ、桃を2本、姫コブシなど7本を植樹しました。植物について何でも知っているブレーンの斉藤さんや、串山氏と一緒にフェンス設置や植樹を行いました。
去年植えた白の枝垂れ桜は、春の滞在中に日増しに花をつけて大きくなっていました。来年からは、今年植えた枝垂れ桜と2本が紅白の花を咲かせて幼年から青年へと成長し、300年後には大樹となって、枝垂れの枝もたわわに花咲いているでしょう。その時はまた誰もが全員で楽しく「花を愛でる会」をしたいものです。(撮影:宮崎・岡本 編集:岡本)
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