2025年4月28日月曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には「キランソウ」や「ユキヤナギ」が満開です。「キランソウ」は地面を低く覆うように小さな紫色の花が群生して咲いています。拡大してよく見ると形態の面白い三次元の立体感のある興味尽きない花です。

滞在中に鹿防御(今年は鹿が非常に増えています。若い芽を食べてしまうので、防御フェンスが必要です)のフェンス作成や植樹には、地面に穴を掘るのに、ニューヨークから持って帰っていた大きなインパクト型ドリルが非常に重要で役立っていました。しかし、そのビットを締め付けるキーを作業中に枯草の中で見失い、マグネットを取り付けた車などを自作して探しましたが、何しろ草原の中の米ツブを探すように無理難題でした。また、日本のドリルや作業機械は全てメートル法によって作ってあるので、アメリカのインチ法による機械とは全ての規格が違っていて、日本にはこのキーは販売していないものです。ニューヨークに帰って近所のHome Depotでキーを簡単に購入できました。日米の相違がこういうところにもあり。両方の機械で50年以上仕事してきたので、ちょっと不便ですが面白い側面です。

帰る2日前には美術館で慰労会のゴチソーの楽しい夕べや、辻の茶屋の満開の枝垂れ桜の下で、赤い床几に腰掛けて甘いあま〜いゼンザイの花揺れる瞬間など、春の沢山の思い出の光景です。(撮影:手嶋・岡本  編集:岡本)

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