2025年10月27日月曜日

 標高1040メートルの高原の美術館には秋が深まっています。白い鰯雲が遼々と広がった青空を背景に「マユミ」の赤い実が熟して来ました。美術館入り口横の「ススキ」は例年のように、3メートルの高さに成長した一株が秋の心地よい青空に揺れています。

ニューヨークにも秋が本格的に深まって、室内には昨日から暖房が入りました。1978年に引っ越して来て以来47年にわたって毎朝、5代のラサ・アプソ種の犬とドッグランに通っています。16才のムクはここで育ちました。

この Madison Square Park 公園のリスやスズメやタカや昆虫、植物類を47年にわたって定点観察して来たことになります。スズメの4分の3ほどの大きさの「ムシクイ Warbler」類は春と秋に北アメリカからカナダを季節移動してやってきます。今日は顔にクラシック悪漢風の黒マスクをした希少な「カオグロアメリカムシクイ・Common Yellow Throat」が公園入り口の地面を歩いていました。私的記録帳にある2017年11月10日以来の8年ぶりの嬉しい遭遇でした。黄色、黒、白の色彩豊かな小鳥です。

(撮影:手嶋・岡本  編集:岡本)

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