2021年1月23日土曜日

 日本では、GoTo や議員率先会食などによって緩みきった状況が第三波の急速な拡大の結果となっています。この状況はコロナ危機の終息を一層遅らせています。ヨーロッパ、アメリカも長期間のコロナの忍耐が緩んで膨大な数の感染者と死者になっています。日本もこうなりかねません。

美術館はコロナによる死者を絶対に出さないために、去年一年を休館を続けました。第三波の波がこれからどうなって行くかが懸念されるところです。やはり科学を信頼してワクチンを誰もができるだけ早急に接種する以外に終息の道はありません。科学は人間の作るものですから、決して100%の完全なものではありません。ワクチンも90%から95%も成功率があれば、信頼すべきものです。無闇に恐れて接種を遅らせることは終息をただ遅らせることになります。この地球の存在する宇宙も医学と同様に完璧には理解されていません。我々の知っている宇宙も真理とはほど遠いごく限られた狭いものです。その中でいかに効果のある方法を選択して行くかに我々人間の運命もあります。

オーム真理教やドイツナチス党のようなカルト指導者によって、方向を間違えた4年間で傷ついたアメリカ民主主義もやっと、民主主義の本来の方向に戻ろうとしています。民主主義も決して100%完璧というものは存在することは出来ません。カルト信者のような連中によって踏みにじられる可能性というのは常に、民主主義ゆえに存在して行きます。いかなる者もその存在を抹殺してはならないというが民主主義だからです。殺戮と粛清によって一見統一の取れた専制一党独裁というのは民主主義では全くありません。彼らは独裁者によるカルト集団です。しかしまた彼らも同じ地球上にこれからも存在して行きます。地球上に100%完璧、完全というものは将来にわたって決して存在はしません。

私は芸術家として半世紀以上、作品制作という仕事に集中して、今を生きています。日々、近所の公園のリス、スズメ、犬のムク達を助手、友人、家族兄弟としています。家内の桂子はコロンビア大のネット授業に多忙で、時には書斎から出てキッチンカウンターでパソコンで仕事をしています。(撮影・編集: 岡本) 

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