2023年7月29日土曜日

 今日7月29日は美術館で今年2回目の「映画と星空の会」です。

今回は2014年作の「涙するまで、生きる」を上映します。

アルジェリアの山また山の奥深い僻地で、現地の子供たちに読み書きを教えて静謐のうち暮らしている元兵士が、村の掟と戦争の葛藤に余儀なく巻き込まれて行く。自ら犠牲を払って掟を破るところにしか人間の微かな希望はない、というアルジェリアに生まれたフランス人カミュの静かな主題があります。

本格的な夏が到来しています。1000メートルの高原の今日の夜空は快晴になりそうです。満天の星空の下に映画を鑑賞しましょう。




2023年7月26日水曜日

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2023−31

岡本様の作品は、これまで見てきた 絵画とは違っていて一作品の中に

いくつものコマがあり、それを繋ぎ合わせて想像していく楽しさ、興味深さを感じさせてくれます。大きな岩も又ニューヨークを想い、行きたくなりました。  山村  60〜70才

7月24日

初めて伺いました。作品の幅の広さはもちろんのこと動く岩の発想に驚かされました。

「自然は何の作為も持たず存在している」という言葉に気づかされました。

ありがとうございました。また来ます。            竹尾  60〜70才

7月24日

Moving Rock 石が動いていたのでびっくりしました。

今まで見たことのない美術品の数々、楽しく拝見させていただきました。 60才

7月26日

作品はもちろん、建物も良かった。

写真のような絵が不思議でおもしろい。            山本  20才




2023年7月24日月曜日

 美術館の「野の花遊歩道」の周辺には「アラゲハンゴウソウ」が毎年この季節には黄色の花を咲かせています。イチモンジセセリやベニシジミなどの蝶や昆虫に人気のある花です。

「ブタナ」も黄色の花をたくさん咲かせています。午前10時頃までは開いて咲いていますが、太陽が照る間は花を閉じるという習性があります。昼間咲いている花が見えないというこの習性にはきっと何か理由があるのでしょう。写真は午前10時前の花です。サラダ、茹で野菜、揚げ物などが美味しく、日本だけでなくギリシャ、フランスなどの世界中で食べられているということです。

「ネジバナ」の細いねじった花が頑張って咲いています。(撮影:宮崎・手嶋  編集:岡本)

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2023−30

うごく岩の下に たいやときかいがあってすごかった。   つじはんな 8才

7月23日

身の周りの風景から美しいものを切り取る感性がスゴイ。

それをさらに作品に仕上げる写実力もスゴイ!

構図の切り取り方が美しい。

動く岩。本来動かないものが動くという発想が

どうして生まれるの?世界は可能性に満ちている!       60〜70才

7月23日

絵が好き。キャンバスへの絵の具の付け方が好きです。

立体がカンバスに乗っている表現も作品として魅力的だなと思いました。

動く岩が目的で来ましたが、絵と出会えてとてもうれしいです。

また新しい作品と出会えることを楽しみにしています。     Riko  30〜40才

7月24日

立体がキャンバスから飛び出てきているような表現がびっくりしました。

動く岩の普通は動かないものが動くという奇妙な感覚が新鮮でした。 30〜40才



2023年7月23日日曜日

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2023−28

7月16日

世界中の色々な景色、人々、文化〜、子供の頃を思い出すような自然の姿を

描いたものが、一緒に人生の旅をしているような気持ちになりました!

動く岩が完成するまでの道のりも知る事が出来てよかったです。  増森  30〜40才

7月17日

写実的なもの、内面を描いたようなもの、それぞれが

1枚のカンバスにまとめられているのが面白いと感じた。

岩を動かそうというアイデアに驚かされました。

パワーを感じました。                    隼  30才

7月18日

5〜6年前、友人3人で伺いました。その時の感動が大きかったので

今日は娘と来ました。

細かな線、タッチ、すばらしいものでした。

説明もていねいでよく理解できました。ありがとうございました。

また、大分に来ることがあったら寄りたいと思います。   福岡から 70才

7月23日

うごく岩の動くひみつがしれておもしろかった。   じんぼきょうすけ 8才

2023−29

7月17日

自身も高校まで美術に熱心に取り組んでいました。

当時彫刻を専攻しており、動く岩に衝撃を受けました。今は美術から

離れて普通に働いていますが、又、自分も製作したくなる

素晴らしい作品でした。               田澤  30才

7月18日

初めて作品を拝見しました。とても素敵でした。

写真のように美しい絵やアニメーションのような絵まで様々でとても楽しかったです。

動く岩の説明や絵の説明もありがとうございました。

また機会があれば伺いたいと思います。      福岡から 40才

7月23日

毎月の温泉旅行の合間に初めて訪れました。

日本だけでなく世界のさまざまな所でたくさんの人々との

出会いをされ、感性の豊かさを感じる事が出来ました。

美術館をよく訪れます。             E.K.   50才




 今年は阿蘇全域に鹿の頭数が大量に増えています。夜、車で走っていて突然鹿にぶつかられて修理に莫大な金額がかかったという人も何人か聞いています。ゆっくり慎重に走っている車の直前を突然敏捷にジャンプして鹿が横切ることもあります。また6、7頭の家族がこちらを余裕を持って振り返りながら道を横切る姿を見ることもあります。「世の中よ道こそなけれ思ひいる 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる」という古歌がふと思い起こされ、ああ、ここは世を遠く離れた山奥の秘境、辺境の地であるなーという一種痛快な気持ちさえしてきます。

その「秘境高原の美術館」の「野の花遊歩道」の花たちのツボミは柔らかく、鹿にとってはデザートの美味な甘味なのでしょう。マツムシソウ、タムラソウなどの毎年咲いていた美しい花のツボミが次々にパシっと食われてしまっています。今年は見ることができないのが残念です。コオニユリのほぼ6割以上のツボミが鹿の胃袋に消えています。幸運にも残っているツボミがこうなると非常に貴重な贅沢品に思えてきます。このまま食べられずに咲いてくれと願ってよく見ると、緑色の小さなバッタが同じ思いなのかコオニユリのツボミに頼りなくしがみついています。しかしバッタの目玉は茫然としすぎて、食われても気にしないようにも見えます。バッタはただ世を遠く離れた痛快な秘境高原の清澄な空気を楽しんでいるようです。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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2023年7月16日日曜日

 長かった集中豪雨の梅雨が明けて、気候の変化が大きく急に夏になりました。

美術館の「野の花遊歩道」には梅雨の長雨に打たれていた「オカトラノオ」の虎の太い尾に似た花に、待ちかねたようにベニシジミが羽根を開いたり閉じたりしています。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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2023−26

6月25日

完成度の高い作品に魅了されました。

先生のお言葉の「漂泊」「ミニマリスト」ということにも

とても共感しました。                武藤  60才

6月26日

動いている展示がめずらしく、面白かったです。    田辺  20才

7月14日

自然の美しさや雄大さを感じる作品が多くて楽しめました。

何気ない日常を楽しもうと思います。        御手洗  20才

7月16日

石が動いていてすごいと思いました。       増森唯月 1〜10才 

2023−27

7月14日

発想を作品に、大変刺激を受けました。

また阿蘇方面に行く際立ち寄ります。        茅野  20才

7月16日

いしがうごいたのです。すごい               60才

 月  日

えがうまい                   ますもりとうり 小学1年




2023年7月14日金曜日

 岡本陸郎美術館ニュースレター 夏の映画会のお知らせ

美術館では例年のように今年も夏の間、隔週で「映画と星空の会」を4回行います。

7月15日、土曜日は今年最初の上映になります。4時45分から上映します。

「翼よ、あれがパリの灯だ」は1927年にニューヨークからパリへ、史上初めて無着陸で飛ぼうと何人もが大西洋上で命を落としていた冒険への挑戦の物語です。

当時最新鋭だった飛行機は材木と板と帆布を張ったプロペラ機でした。まだその頃から100年経っていないのです。

原題名の「Spirit of St.Louis」は飛行機につけられた名前ですが、「田舎町セントルイスの心意気」と訳することもできます。

飛行機製作所の人々と一緒に飛行士リンドバーグが製作した手製の材木と帆布の飛行機で命懸けの冒険に出かける、蛮勇の時代の面白さがあります。

日常生活で見失いがちなアナログな心意気と冒険心を楽しめる映画です。

長かった集中豪雨の梅雨もやっと明けてくる気配がします。

名画と満天の星空を一緒に楽しみましょう。




 美術館の「野の花遊歩道」の周辺に「ノリウツギ」の白い花が咲いています。

ノリウツギは花の形態がアジサイと同類で、アジサイ科アジサイ属の低木ということです。2メートルから5メートルになります。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年7月12日水曜日

 美術館の「野の花遊歩道」には「ネジバナ」が小さな花を茎にねじって付けて咲いています。

なぜねじって咲いているのかは、小さな花なので小さな虫から360度どの角度からも、咲いているな、と見えるようにという気の利いた花ということです。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年7月11日火曜日

 美術館は通常通り開館しています。

昨日の午後から青空も見えてきて長かった今年の梅雨もやっと明けてきたようです。

集中豪雨がいつ起こるかわからない不安定な日々の連続でしたが、正常な開館の日々を続けることができそうな今日の阿蘇の空模様です。ヒグラシが持ちかねたように朝からカナカナカナと嬉しそうに鳴いています。(撮影:串山  編集;岡本)

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2023年7月10日月曜日

 本日7月10日から美術館は開館しています。

まだ風雨は激しく、降ったり止んだりの状況ですが、昨日より美術館近辺の霧も晴れてきたので開館しています。判断が難しい毎日です。

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2023年7月9日日曜日

 美術館は本日7月9日は休館します。

美術館近辺は大雨警戒レベル3〜4が昨日から続き、真っ白な霧に覆われ、激しい雨と風が続いています。近辺の道路の状況も危険なので休館にします。

「立葵の梅雨明け情報」という大分県・別府や熊本県・小国町のタチアオイが咲き登ってきているという心強い情報もあり、多分、明日か明後日にはさしもの梅雨も明けるのではいかと、タチアオイの実力に期待しています。(撮影・編集:岡本)

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2023年7月8日土曜日

 今日は美術館周辺は濃霧と大雨の深山幽玄状態ですが、開館を続けています。

美術館の「野の花遊歩道」の周辺には木イチゴ(ヤマブキイチゴ)が黄色に近い色のイチゴの実を付けています。小国町に育った手嶋さんによると子供の頃甘い実をたくさん食べて、キウイを初めて食べた時にこの木イチゴの味だと思った思い出があるそうです。

「ハナシノブ」は外に植えると鹿が花を食べてしまうので、鉢に植えたまま天気の良い日は外に置いて大切にしています。とても小さなかわいい花がまた開いて咲いています。(撮影;串山・手嶋  編集:岡本)

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2023年7月4日火曜日

 美術館は今日、7月4日から通常通り開館をします。

昨日午後4時頃から天気が回復し、線状降水帯の集中豪雨は九州南部へ去りました。美術館近辺の警戒レベルは3を下回りました。

今年は人命に関わる集中豪雨がまた起きる可能性があるので、日々警戒警報に注意して、安全第一に開館と閉館の判断をして、この美術館ブログにお知らせを載せて行きます。





2023年7月3日月曜日

 美術館は本日臨時休館をします。

美術館近辺と小国町、産山村は警戒レベル4で緊急避難命令が出ています。外出は危険な状況ですので今日は臨時休館をします。小国町ではすでに緊急避難を開始しています。

今年はしばらくは毎日警戒レベルによって休館・開館の判断をして、この美術館ブログにお知らせを載せていきます。

日本各地で豪雨、気候変動が大きいようです。安全第一で毎日を過ごしましょう。



2023年7月2日日曜日

 感想 / Review の2023−24、2023−25を活字体(インターネットで外国語に自動翻訳されます)と載せます。スキャンは、個人情報の守秘のために、姓名の姓だけにさせていただいています。

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2023−24

6月25日

いつまでも見ていたい作品ばかりでした。

花の作品、風景の作品が良かったです。       裕子  50才

6月26日

久しぶりに美術館にきました。

心が落ち着きます。

動く岩がステキでした。              田辺  50才

7月1日

The museum is modern and filled with interesting

pieces that were painted and made by Rikuro.

The artist is very passion about his work and you 

can feel the happiness when Rikuro talks about his art.

Thank you for sharing your arts and hospitality.                    James.    30才

和訳:美術館はモダンで興味深い作品で満たされています。これらの作品

はRikuroによって描かれ、製作されました。この芸術家は自身の仕事に非常に

情熱を持っており、自分の芸術について語るときには私は幸福感を感じることができます。

芸術とおもてなしをありがとうございます。

7月2日

こまかな作品でしたが離れて見るとまた違う印象があり、

いつまでも眺めていたい作品でした。       辻  40〜50才

2023−25

6月27日

とても綺麗なあたたかい色の作品でした。

動く岩のようなものは初めて見ました。     今村  60才

6月27日

愛情があふれている作品でした。

心が穏やかになりました。               50才

7月1日

岡本さんのていねいな説明があったので

見る作品の1つ1つに思いがこもっていて

素敵な時間を過ごせました。             30才

7月2日

すばらしい作品でした。            K,  40〜50才






2023年7月1日土曜日

美術館は7月2日より開館を続けます。

 周辺の警戒レベルは3に引き下げられ、風雨も収まってきたので、臨時休館は1日だけで、美術館は7月2日の日曜日から通常通り開館を続けます。

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 美術館近辺には濃霧と雨が続いています。

大分県のこの周辺や小國町には避難勧告が出ている警戒レベル4になっています。今日からこの警戒レベルが下げられるまで美術館は臨時休館にします。(編集:岡本)

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