美術館の「野の花遊歩道」には「オダマキ」がツボミだったのが開いて咲いて来ました。「オダマキ」には種々の色の花がありますが、青紫色の花は「ミヤマオダマキ」という日本の在来種です。
「キランソウ」は紫色の繊細な花ですが、地面を這うように咲いて、又、病気に万能薬だったことから地獄の釜に蓋をして死者を通さないと「地獄の窯の蓋」と呼ばれて長く日本で愛用されて来ました。
黄色の花の「カタバミ」は青い「ヤマトシジミ蝶」の幼虫がこれだけを食べて育つ食草で、「カタバミ」のおかげで秋に成長した「ヤマトシジミ」を時々見かけます。
美術館の北側の駐車場には「藤」の花が元気に藤色の花を揺らしています。「藤」は蔦を伸ばして成長する生命力の強い植物です。
これら4種の植物は全て、1000メートルの高原に自生している日本在来の野の植物です。(撮影:宮崎 編集:岡本)
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