2020年6月22日月曜日

アメリカは数十万の感染者と死者がありますが、規制緩和の動きが、各地に及んでいます。しかし、事態はまだ全く数ヶ月前の状況と実は変わっていなくて、気が緩んだ時には、すぐに感染するのは全く変化がありません。16日には緩和の急先鋒のフロリダ州で、規制緩和を安全になったと間違えて、16人の女性友人達がマスクなしで飲み屋パブに集まって数ヶ月の自宅蟄居の生活から、すっかり気が緩んで集合し飲んで楽しんでいたら、翌日から16人全員が感染していると結果が出てしまいました。日本も規制緩和の動きが急ですが、実は全く事態は好転していないことをよく考えて行動せねばなりません。
美術館もまだまだ閉館を続けて、感染者を広げないように気をつけて行くつもりです。
美術館の受付を担当していただいている宮崎さんの娘さんの生まれたばかりの赤ちゃんの湊くんが初めてのお宮参りをしたと写真を送ってくれました。利発そうで目つきが生き生きとして、お祝いの赤い座布団の寿の白い文字の上で、奔放に伸びをしています。写真を見た途端に、 江戸時代、俵屋宗達作「風神雷神図」の雷神のやんちゃな伸び伸びとした日本絵画史上の最高傑作を思い出して、つい横に並べてみました。コロナの危機をものともしないで、これからも元気に丈夫に育って行って欲しいと、願っています。(撮影:宮崎、 編集:岡本)

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