2020年6月2日火曜日

アメリカ全土は、コロナ危機で10万人を超える大変な死者になっています。
公園はほとんど人混みが無いので、新鮮な空気の中にリス、スズメに会いに犬のムクと毎朝一仕事の後に出かけています。もう40年以上続けています。
写真の下段の、我が家でも緑の植物を40年以上、根を分けたりして増やして、一時は120鉢を超えていました。
今から20年前、ニューヨーク市の法律が変わって、それまで11階建てが限度だったこの近所に、30階を超えるビルの建設が許可されてしまい、33階建てのビルが林立するようになり、それまで太陽燦々だった我が家も一挙に日照が日に1時間のみになり、マダガスカルパーム、ペチュニア、ゼラニウム、ヤシの木、などが次々に消えて行きました。法律というものはいつでも変わって行く、実にはかないものです。
今では日照が1時間でも大丈夫なスパイダープラントやヤツデなどがそれでも40年の家族の一員として南側に緑の葉を広げています。
美術館にも、4年前に「野の花遊歩道」を開始して、滞在中は植物を植えたり、支柱を立てたり、手入れをしています。セントラルパークに「動く岩」の型取りをしたり、植物や蝶、鳥類の写真も数千枚を40年間、撮り続けています。やはり長年、自然の中に生きてきたことは、生まれつきの体に染み付いたもののようです。(撮影・編集:岡本)

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