2023年4月2日日曜日

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2023−1

4月1日

周りの景色にマッチしてとてもステキなので、つい入ってしまいました。

又、こまかく描かれた絵とか、石の大きさ、芸術に心動かされました。  60才

4月1日

いい地ですばらしい作品を拝見させていただきました。     上野  60才

4月1日

「アーティスト」という言葉にピッタリ

岡本陸郎さんにお会いしたかった!!と作品を見て切に思いました。

また訪れたいと思います。                  上野  50才



2023年4月1日土曜日

 美術館は今日から春のオープンをして開館中です。

冬季休館中はこの標高1000メートルの高原に在住のイノシシ家族が美術館の庭に楽しく遊び回りました。そのため「白い展望台ロシナンテ」の南側に大きな穴をいくつも掘ってしまい、昨日はその修復に美術館少年少女隊が大きな石を運んで石垣のように組み立てました。腕組みをしてポーズした少年少女隊チームの面々はとても頼もしい熟練の肉体労働者に見えます。写真を見ると思わずエンヤコーラーッという掛け声に参加したくなる楽しさです。

イノシシ達もこの努力と成果を見れば、きっと来年からは展望台の下で掘り返して遊ぶのは遠慮しようと家族で相談するでしょう。彼らイノシシの良識と分別に期待しています。(撮影:宮崎  編集:岡本)

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2023年3月30日木曜日

美術館は明日4月1日から春のオープンをします。

2006年6月10日の開館以来17年目になります。

今年も「ふるさと」の連作に新作6点を加えます。「ふるさと」は美術館近辺の阿蘇の大自然の無限の魅力を描き続けています。今年で89点になります。美術館ホームページの「ふるさと」のページに写真と説明文を見ることができます。

新作のうちのカエルです。

近くの阿蘇の草原の藪の茂みを歩いていると、霧の湿り気が葉や茎に露を乗せています。錯綜した枝には3センチほどの小さな緑のカエルが不相応に大きすぎる目玉を金色に光らせてじっと座っています。まるでおかしくて笑いをこらえているような 口元をしています。

露に座しほのかに笑う藪カエル

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2023年2月28日火曜日

 

美術館は4月1日の春のオープンまで冬季休館中です。

監視カメラによって24時間安全を確認しています。日本の安全神話もやや陰りを感じて自衛を余儀なくされています。

「野の花遊歩道」は1000メートルの高原に自生するこの土地特有の草花を大切にしています。全ての咲いている野の花に写真と花期の名札をつけて、すぐに誰でも花の名前がわかるようにしています。目下100種類ほどになりました。冬の間は時々降ってくる雪が溶けたり積もったり、その下に野の花たちは春を待ってこんこんと眠っています。春にはまた元気に芽を出してくるでしょう。

阿蘇の五岳も冬の空に眠たげです。(撮影:串山  編集;岡本)

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2023年2月18日土曜日

 美術館は4月1日の春のオープンまで冬季休館中です。

ニューヨークの近所のデリ(デリカテッセン)で毎日夕方8時半頃コーヒーを買い、働いているイエメンと互いに日本語で「アリガトー」と大声で言いながら、無料のマフィンを2個か3個もらってくる日々を続けています。イエメンは6人の子供があり、まだまだ2、3人は産むのだと、ひ弱な少子化苦悩世界とは無縁のアナログ素朴世界の住人です。

6人の子供を養うために日々淡々ともう20年以上同じデリで働いています。こちらも日々週に7日全く変わらず芸術制作を続けているのを知っていて、互いにどこかに応援したいという気持ちが呼応しあって、マフィンのオマケをくれることになっています。珍奇な友情というものかもしれません。ニューヨークという誰一人頼ることのない緊張感に満ちた世界に、家族を養うことに目標を定めて働いている人間と、芸術という世界に目標を定めて仕事している人間の稀な共感と言えます。

それでも時々「俺はくたびれた、俺にはバケーションが必要だ」と弱音を吐くこともあり「日本にはいくらかかる?ホテルは高いだろうな」と言うので「俺のところに無料で泊まれるよ」「本当か家族8人だ」「大丈夫だ、いつか来いよ」と美術館管理棟や仕事場に8人くらいは泊まれる、と半分バカげたようだが本気です。実際、世界中の疲れた人間を泊めてやって日本の温泉にゆっくり入れてやりたいとさえ思います。

戦乱の世界最貧国のイエメンからニューヨークに流れ着いた家族8人、日本の貧しい芸術界に絶望して流れ着いたニューヨークの芸術家の日々、互いに質朴な生活の中の琴線の同調音が、マフィンが日々溢れて来るという稀な光景に結実しています。

マフィンは桂子と週に1個くらいは美味しいと食いますが、残りはホームレスに3、4個ずつ透明の袋に入れてリボンを結んで進呈に自転車で持って行きます。ミゾレの降る氷点下の晩にわずかな軒下の空間に寝ている男の頭に持っていくと、目を覚まして気がついたのに渡し、また別の場所では寝ている男女が「腹ペコだった、サンキュー」というニューヨークのホームレス事情にも大分詳しくなって来ました。

実際ホームレスは運命の回転によってはなりかねない、屋根のある部屋で寝ているのは大変な贅沢、幸運であると、自然界そのものの素朴でキビしいニューヨークで感じています。(撮影・編集:岡本)

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2023年1月27日金曜日

 美術館は4月1日の春のオープンまで冬季休館中です。

監視カメラを数台設置してあるので、館内と美術館周辺を24時間監視ができて万全です。目下、周辺には雪がうっすらと積もっています。人の気配や足跡はありません。

年末から年始にかけてグリーティングカードを毎年の年賀状として作っています。

カードの主役のムクは13才になりました。目が見えない以外は全く元気で制作仕事の周辺1メートル以内にいつも助手然と控えています。毎朝近所の公園のドッグランへスズメやリスに会いに一緒に行っています。スズメは公園へ行く途中の街角ごとにそれぞれ5、6羽の家族が待ち構え、公園では50羽ほどが待っています。待ちかねてせがんでホバリングしながら手から直接パンをもらって行くものもあります。

友人から無料で貰い受けた1960年代もののクラシックボロ自転車に毎日乗っています。マンハッタンは緑色のバイクレーンがあるので自転車は安全で機動力があり、気持ちの良い乗り物です。駐車も簡単で無料です。荷物も相当乗ります。雪の日以外は小雨や豪雨ドシャ降りの日でも乗っています。

カードの朝日は去年の夏の美術館少年隊の海水浴1泊小旅行の大分県屋形島の早朝5時半の日の出の海のドローン空撮です。

カードの空は去年の秋の美術館周辺の鰯雲です。(鰯雲撮影:手嶋  その他撮影:岡本)

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2023年1月8日日曜日

今年も3、6メートルの作品の制作をしながら、新しい年が明けました。

元旦には、本格的な雑煮を作りました。

今年、美術館は2006年の開館以来17年目になります。また、1969年にニューヨークに住み始めて以来、芸術家として54年目になります。

元旦の一句です。

双の手に雑煮の椀の深さかな

もろの手に雑煮の椀を持つ、和食の静かな正月です。

(撮影・編集:岡本)

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