美術館の「野の花遊歩道」の周辺には、黄色いホソバアキノノゲシが沢山咲いています。ホソバアキノノゲシはほとんど雑草と見なされていますが、よく見るとスッキリして美しい花です。
ムラサキツメクサ(アカツメクサ)は水はけの良いガラガラした小石の地面にピンクの小さな花を咲かせています。これもよく見ると実に三次元的に奥行きのある複雑な構造の興味尽きない花です。私は「ふるさと」の連作に、水滴の付いたムラサキツメクサを拡大して作品にして、その面白さをよく知っています。
ツメクサ類は日本には明治以降に外来種の牧草として入ってきて、クローバーとして日本各地に親しまれています。(撮影:手嶋 編集:岡本)
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