この夏は美術館に6月半ばから8月一杯の2ヶ月半を滞在し、9月1日にニューヨークに戻っています。滞在中は美術館の「少年少女隊」の10名で別府へ車3台で出かけた一泊の小旅行など楽しい思い出がたくさんある夏でした。また、作品制作を 続けながら種々のメンテナンスのアナログ肉体労働を忙しくしていました。
絵画展示室の天井と壁面が経年変化で変色して来ていたので塗り直しを一人で行いました。床はブルーシートで、展示作品はプラスチックで覆う準備をして、天井は4メートルの高さがあるので長い棒の先に付けたローラーでトラックライトの照明器具に注意しながら慎重に塗り、日々少しづつ2ヶ月の時間がかかりましたが完了しました。
「野の花遊歩道」は山口さん、山本さん、斉藤さんの協力を得て、刈り払い機で草刈りを行いました。自然界の茅や笹は寸時の休みもなくまた成長してきます。「野の花」に立てた名札は100本を越えています。
高圧噴射洗浄機で高い位置の窓の外部に積もったゴミを村田・串山両氏と3人で洗い流しました。
ココビラージュ内の案内板を新たなデザインに作り直し、塩ビ溶接機で組み立てて15本を立てました。「やまなみハイウエイ」からの地理案内が容易になりました。
2006年6月10日にオープンして以来18年目になりますが、美術館はまだまだ生まれたばかりです。数百年、千年の単位で遠くを見つめています。(撮影:串山・岡本 編集:岡本)
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