美術館の「野の花遊歩道」の「オミナエシ」は今年は幼いうちに鹿に食べられてしまい、咲いている花もヒョロヒョロとして迫力が全くありません。例年なら昆虫が魔女のようなオミナエシの強烈な魅力に惹きつけられてブンブン飛び回っているものですが。
しかし「イヌタデ」は食われることなく元気に今年も赤い穂の別名「アカマンマ」を沢山咲かせています。「アカマンマ」は人間の子供たちが赤飯に見立ててママゴトに使ったことから命名されていますが、鹿にとっては食欲をまったくそそられないようです。
鹿の味覚が「野の花遊歩道」の花の盛衰を左右しています。(撮影:宮崎 編集:岡本)
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