美術館の北側の駐車場に沿って「モミジの並木」を作ろうと計画し、3、4年ほど前から苗を植えて来ました。今、苗は成長し紅葉して、いかにもモミジらしい見事な色彩の若い木が並び始めました。これから、5年、10年、20年と経ったら成長して大人のモミジの立派な並木になるでしょう。
モミジというのは日本の独特の秋の色をしています。カナダやアメリカではこれほどの、くれない色の紅葉は見たことがないように思います。カナダやアメリカの木はカエデ、楓であってモミジは少ないようです。
モミジの葉は切れ込みが深く、子供の手指のイメージがあります。カナダの国旗に使われているカエデの葉は切れ込みが浅く、水掻きのついた手の平のような形です。
モミジの紅葉は紅(くれない)色で、カエデの紅葉は紅(くれない)色に黄色がかなり加わっているように思います。秋の色の違いになっているようです。
又、メープルシロップは主にサトウカエデの楓から作られます。モミジからは甘いシロップは作れないようです。(撮影:手嶋 編集:岡本)
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