2018年11月1日木曜日

美術館の「高いところへ飛翔しようというシンボルマーク」となる「白い展望台:ロシナンテ」の工事は、10月28日に基礎部に白い玉石と周囲に砂利が敷かれました。しかし、当初の計画通りではなく、まだ完成とは言えません。
展望台は、登ることが出来ますが、ミニマルアートの美術芸術作品として作っています。「動く岩」「絵画作品」「美術館建物」の全てに一貫しているのはミニマルな要素を追求したミニマルアートである、ということです。
ミニマルアートとは、作品の形成要素を極限にまで切り捨てて、その結果最もパワフルな表現の芸術作品を目指すものです。
10月28日の基底部の状況では、まだ御影石の側面や基底部の一部という余計な要素が残っています。「展望台」「白い玉石」「砂利」の3つの要素に限定されたもののみにならねば完成とはなりません。目下、 作り直してもらうように、図面を送って完璧な完成をしてもらうように指示しています。
完成すれば、初めて「動く岩」「絵画作品」「美術館建物」「展望台」の全てに一貫したミニマルアートとしての芸術作品となります。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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