美術館は休館を継続しています。これから連休にかけて、東京などの大都市から人々の流入が地方都市へも懸念されて、感染のリスクが心配されます。安全だった地方も気の緩みで爆発的感染の恐れがあります。できるだけ家にいるように、人との接触は避けて、どんな時でもマスクを必ずして出かけることが重要です。瞬間の油断が感染の原因になり、家族崩壊や死亡の原因にもなります。
ニューヨークは完全な自宅穴居生活です。ニューヨークは数万の大変な死亡者数です。初期防疫の警戒を怠った政権の無知と傲慢が死者数に跳ね返っています。アメリカ歴史史上最悪の低脳政権として末代まで残っていくでしょう。我々一人一人が事態を冷静に見つめて、自分で守って行くよりありません。
自然界は人間の右往左往には平然として季節は巡ってきています。美術館の「野の花遊歩道」にも例年のように今年も「西洋タンポポ」と「スミレ」が可憐ではあるけれど、強靭な生物の営みを見せて、鮮やかな色彩の花を咲かせています。どちらも我々が特に植えたのではなく、自らこの高原に自生して勝手に咲いてくれています。自ら勝手に美しく、咲いている、人間界などどこ吹く風です。
植物は太陽光線と水さえあれば生きて行きます。
スミレは入り口のエントランス歩道の脇の砂利のほとんど土のない水はけの良い一見乾いた環境を好んでいます。根はこの小さな砂利の中に強靭に張っています。
タンポポも野生のこの高原に自生して、思わぬ予期せぬ場所に花を勝手に咲かせています。そういう野生の力強さがどんなに、はかなく見える小さな生物にも備わっています。
休館中の美術館に串山氏が出かけてこれらの写真を撮って送ってくれました。
(撮影:串山 編集:岡本)
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