美術館の「野の花遊歩道」とその周辺には小さな野の花たちが春の開花をしています。これらの花たちは人工的に植えた花ではなく、この1000メートルの高原に自分で咲いている自生の花です。よく目を凝らさないと見過ごしてしまいそうな小さな花ばかりですが、これこそが1000メートルの高原の自然の姿です、大切にしています。
「ミツバツチグリ」は美術館のあちこちに黄色の小さな素朴な花をばら撒いたように群生して咲いています。
「キランソウ(地獄の釜の蓋)」は地面に張り付くような紫色の小さな花ですが、よく見るとなかなか優雅な形をしています。
「オダマキ」は数年間ずっと咲いていた遊歩道の安全な内側から飛んで、去年から踏みつけられそうな道の端に咲き出しました。その意思は理解不能の大自然です。まだこの時期は蕾で、これから夏に向かって開花して行きます。(撮影:宮崎 編集:岡本)
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