美術館の「野の花遊歩道」には今年も春の花が元気に咲き出しました。
馬酔木、アセビはまだ1メートル弱の幼さですが、成長すると1、5メートルから5メートルにもなります。日の光と柔らかな土と雨さえあればどこにでも根を張ります。
ユキヤナギはこの1000メートルの高原に自生していて、特に面倒を見ないでも毎年野生の花を咲かせます。
スミレはガラガラした砂利の隙間を選んで、わざわざ住みにくい場所を好んで成長し、小さな花を咲かせます。根をゴロタ石の隙間に張って引き抜くことは容易でないように自衛しています。今年は白と紫の花が咲いています。
それぞれに自分の性格、体格に合った地面に根を張って生きているのが面白いところです。(撮影:宮崎 編集:岡本)
クリックすると大きく見えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿