2019年4月23日火曜日

去年から時間をかけて慎重に建設をしていた「白い展望台:ロシナンテ」はこの4月にやっと完成しました。展望台は芸術作品として作成しました。
この春は阿蘇の中岳が静かな2年を破って少し噴火し、今、警戒レベル2の噴煙を展望台の上から見ることができます。我々人間の生活も、地球の自然の心おもむくままにあります。警戒レベル2は軽度のものですが、これ以上進展しないでほしいものです。
「白い展望台:ロシナンテ」には以下の説明のパネルを横に取り付けています。

この展望台は美術館の、高いところへ飛翔しようというシンボルです。高く登ってできるだけ遠いところを眺望しようという、壮大な目標があります。
わずか1.5メートルという高さのこの展望台でもその心意気は壮大なものがあります。
ドン・キホーテは、自分ではこの世界にたった一頭しかいない、美しい名馬と信じるロシナンテに乗って、世界を眺望しようと冒険の旅に出発しました。しかしその愛馬は実は痩せ馬の情けない貧馬ともいうべき馬でしたが、ドン・キホーテの心意気は壮大なものでした。
この展望台はドン・キホーテの心意気をもらって愛馬ロシナンテから命名されています。
この展望台に登る人は、ドン・キホーテがロシナンテに乗って遠く世界を遥かに眺望したと同じ、壮大な世界の展望が見えるかもしれません。

2019年4月竣工
(撮影・編集;岡本)

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