2019年9月25日水曜日

美術館の「野の花遊歩道」には、イヌタデが咲いています。イヌタデの犬(イヌ)は、否(イナ)から生まれた言葉で、葉に辛みがなく役に立たない、タデ酢に活用できない、という、役立たずのタデの意味。しかし、また別名、赤のまんま、赤まんま、とも呼ばれて粒状の花をしごき取って、赤飯に見立てて、ままごとに使って遊んだことから「赤の飯(まんま)」と呼ばれて、俳句では初秋の季語にさえなっています。役立たずだが愛らしい命名をされています。
あかまんま遠き幼き日々のまま(撮影:宮崎  編集:岡本)

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