2019年9月21日土曜日

美術館の「野の花遊歩道」にはコスモスとマツムシソウの隣にヒガンバナとホトトギスが元気に咲いています。
ホトトギスはこれまですでに数年に渡って咲いて来た、花弁がやや反り返っているヤマホトトギスと違って花弁の反りが少ないという特徴があります。しかしまた、ホトトギスには藤娘、秋空、青龍、虹といった分類された園芸種があり、この見分け方は相当専門的なマニアの域に入り、とてもどのホトトギスであると特定は困難です。
ただ、どのようにして今年から突然花弁の反りの浅いホトトギスが「野の花遊歩道」に咲き出したのか、は自然界の謎の深さを知らせてくれるばかりです。多分何かに付着してタネが地面に落下し、幸運にも開花した、という偶然の積み重ねの連続によるものでしょうが、遠く人知の域を超えています。(撮影:手嶋  編集:岡本)

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