美術館の「野の花遊歩道」の主目的は、ただの花壇ではなくて、 この阿蘇くじゅう国立公園周辺の自生している「野の花」を、できるだけ植えて、植物の名前を明確にすぐわかるようにする、という目標があります。美術館の「野の花遊歩道」に来れば、花の名前、花期がすぐわかるように、風雨にも大丈夫な名札をそれぞれに立てています。今、70種類ほどになりました。
中には雑草に近いものもあります。ほとんど顧みられないそういう雑草のような花も美術館の「野の花遊歩道」では他の花と同じように重要で貴重な花として扱います。小さな黄色の花が沢山咲いている雑草とみられるものが、なかなか名前が同定できないで時間がかかりました。インターネットでいろいろ調べてみると同じ黄色の小さな花を咲かせるものにオニタラビコ、ブタナ、アキノノゲシ、オニノゲシ、ニガナ、などがあります。花、蕾、葉の形状から美術館の「野の花遊歩道」に咲いているのはホソバアキノノゲシであると同定できました。雑草のように見えていてもよくみると美しいものです。この小さな黄色の花にミツバチも飛んできています。(撮影:手嶋 編集:岡本)
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