美術館の「野の花遊歩道」にはマーガレットが今この庭をフルサトとして気持ちよく咲いています。マーガレットは苗を植えたものではなく、自分で勝手に自生して咲いています。マーガレットは遠くアフリカ西海岸大西洋上のカナリア諸島の浜辺を原産地として17世紀末にフランスに持ち込まれ、日本には明治時代に渡来しています。この300年ほどの年月に地球半周2万キロほどの旅をして今、美術館の「野の花遊歩道」に小さな昆虫を乗せて当然、平然と咲いています。自然のこの野放図なまでの平然さに一瞬打たれます。(撮影:串山 編集:岡本)
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